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【三井住友配当フォーカスオープン】優れたリスクコントロールをしつつ、高いリターンを実現。優れた運用手法を分析!【投資信託マラソン】

【三井住友配当フォーカスオープン】優れたリスクコントロールをしつつ、高いリターンを実現。優れた運用手法を分析!【投資信託マラソン】

超保守的な投資信託マラソンで配信中

本日は、日本株の配当に焦点を当てた三井住友配当フォーカスオープンを取り上げます。このファンドは、非常に優れたリスクコントロール能力を持っています。そこで本日は、リターンを含めた実力についてお伝えします。

お願い

最初にお願いです。この記事は情報提供を目的として作成しており、投資の勧誘や売買の推奨を目的としたものではありません。投資信託はランダムに抽出しています。運用会社、販売会社との間に業務提携は一切ありません。中立の立場でお伝えします。

投資信託概要

概要

三井住友配当フォーカスオープンは、配当に焦点を当てています。運用会社は三井住友DSアセットマネジメント。日本株の投資信託です。NISA成長枠での投資が可能で、信託報酬は0.92%です。信託報酬の安さは中長期的にプラスになりますから、非常に好感を持てます。

純資産総額は117億円ですが、もっと多く資金が集まっている印象がありました。実力が広まれば、今後さらに増える可能性があると思います。

取り上げた理由です。配当に着目した銘柄選定を行っているためです。あくまで中長期的な株価の上昇と配当収入を目指しています。足元の配当が高いからといって選んでいるわけではなく、中長期的に株価が上昇すること、配当が増えそうかどうかを確認し、しっかりと分析を行った投資が特徴です。

組み入れ銘柄の7割は「企業の配当政策」と「予想配当利回り」に主眼を置いています。残りの3割は独自に開発したスコアリングモデルを活用しています。独自のスクリーニングを行うスコアリングモデルを持っており、そこに3割を振り分けています。この3割の能力が非常に高ければ、パフォーマンスは良くなるでしょう。

ここ最近、投資家から非常に人気のある高配当のファンドの1つであることも、今回取り上げた理由です。

チェックポイントです。高配当ファンドで長期の資産形成が実現可能か。このファンドは長期投資に向いているか。この2点を確認します。

簡易パフォーマンスです。同じカテゴリーと比較して安定してオーバーパフォームしています。標準偏差はコンスタントにマイナスです。リターンがコンスタントに上回り、リスクが下回っていることから、高いリターンでリスクを抑えた運用ができていることがわかります。

投資戦略

7割は企業の配当政策、予想配当利回りで算出しています。3割は独自のスコアリングモデルを活用しています。絞り込みから銘柄分析、リサーチ、現場に足を運ぶことまでは王道のスタイルです。

その後、7割と3割に分け、プラスアルファを狙うものとして独自のスコアリングモデルを使っています。このファンドのパフォーマンスが非常に安定しているとすれば、プラスアルファのスコアリングモデルが優れている可能性があります。

銘柄戦略

ファンドのポートフォリオの予想配当率は3.4%と、日本株の平均2.1%と比べても高くなっています。配当利回りの高い銘柄も多く取り入れていることがわかります。

ポートフォリオの詳細です。業種別に見るとサービス業や金融業が市場全体と比べて多い傾向があります。サービス業や金融業が高配当であり、配当が増えそうだという理由で買っているようです。

個別銘柄を見ても、上位にはメガバンク、保険などの金融が目立ちます。最近の具体的な投資行動としては、サービス業、卸売業、建設業などを減らし、電気機器、銀行、金属などを増やしています。このような選別能力がパフォーマンスに結びついていれば、マーケットを見通す力があると言えるでしょう。

りらいあコミュニケーションや東京個別指導学院などを売却し、住友電工、マクセル、いすゞなどを組み入れています。銘柄の売却、購入をしっかりと行っており、独自のスコアリングモデルを使っていることが選定に反映されているのでしょう。

上位に属さないような銘柄をしっかりと持っていることは非常に興味深いです。組み入れ銘柄は約100銘柄と、ある程度分散を効かせてリスクをコントロールできていることがわかりました。

運用はストロングスタイルといえますが、独自のモデルを入れていることが、どのようなパフォーマンスにつながっているかを見ていきたいと思います。

ファンド・パフォーマンス

パフォーマンス

一言で言えば、非常に優れたパフォーマンスのファンドです。設定来でもトピックスと比べて大幅にリターンが上がっています。

最近のパフォーマンスは特筆すべき数字で、3年前と比べてTOPIXよりも20%以上上回っています。TOPIXの配当を含めたものと比較しても13%近く上回っているため、アクティブファンドの中でもかなり優秀なリターンです。

注目すべきは、リスクの小ささです。日本株ファンドの多くは12%~15%程度のリスクですが、このファンドは10%を下回っています。シャープレシオが2を超えるという驚異的な数字を記録しており、非常に効率的な資産運用ができています。値動きが小さいにもかかわらず、しっかりとリターンを得られるファンドです。

過去3年だけでなく、5年やそれ以上の長期でも市場平均より大きなリターンを上げており、常にトピックスを上回るアクティブファンドだと言えます。

ファンドの設定来のパフォーマンスを見ると、2008年のリーマン・ショックを乗り越えて+375%です。TOPIXの配当も含めた再投資が+254%ですから、120%近く上回っています。長期で力を発揮するファンドだとわかりました。

2024年に入って急激に純資産残高が伸びてきており、日本株ファンドの中でも注目されているファンドの1つです。

売買の回転率はやや低いです。そのため、日本株市場全体の動きに影響されやすいです。また、組み入れが多い金融などの業種では、日本の金利上昇、外国債券の値動きなどに影響されることから、業績見通しはまだまだ不透明です。そういったリスクを理解した上で、このファンドを通じて高配当銘柄を間接的に保有し、長期でリターンを積み上げていきたい方には非常に適したファンドだと感じます。

資金流出入

2024年に入り、大きく資金が流入していることから、注目を集めていることがわかりました。

評価

評価は4です。リスクを抑えた非常に良いパフォーマンスです。長期の資産運用においては、リスクをしっかりと抑えることが重要です。大きく下落する局面で大きく負けてしまうファンドは、損失を取り返すために非常に大きな力が必要です。

このファンドはリスクをコントロールできているため、不確実性の大きな状況で下落局面に入っても、ある程度リスクをコントロールできているため、立ち直りが早いと考えられます。長期の資産形成に適したファンドだと感じました。

本日は日本株に投資し、配当性向、独自のスコアリングモデルに30%投資するファンドを分析しました。資金流入の理由としては、リスクをしっかりとコントロールして、長年にわたってリターンが上がっていることで、信頼が得られているためだとわかりました。こういったファンドはいくつかあります。横比較をしながら、ご自身の投資に適しているかを分析していただければと思います。

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