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些細なことでもアドバイス頂けるのがとてもありがたい

些細なことでもアドバイス頂けるのがとてもありがたい

2大会連続のオリンピック出場、2013年全日本選手権優勝、2012世界選手権銅メダルなど輝かしい実績を持つ、プロフィギュアスケーターの鈴木明子さん。昨年よりプレミアム・ファミリーオフィスのサービスをご利用いただいています。今回、その面談の中でご自身のファミリーオフィス作りに取り組み始めた際のお話をお伺いすることができました。

今、自分がどのような状況なのか、まずそこから把握することから始めるところが、すごく新しい

今までは、資産管理という言葉だけで難しいというイメージがあったのであまり触れてきませんでした。正直なところ親に任せてきました、といいますか、大人に任せてきたという感じですね。自分も大人なのに人任せでした。

本当は、もっと自分事として考えなければいけなかったと思っています。普通であれば、親は自分より先にいなくなってしまうのに、もし、亡くなったときに「なにも知らなかった」とならないようにすべきだと、渋谷さんとの出逢いから、「ファミリーオフィス」というスタイルを知り、考えさせられました。

海外では、資産を積極的に管理、運用をすることを目的に各分野の専門家が様々な角度からサポートしてくれる「ファミリーオフィス」というサービスが普及しているとお聞きしました。

私自身、今どのような状況なのかから、まず把握することから始めていただけたことがすごく新しく、そして必要なことだなと感じました。本当は触れてこなければいけなかったのに、避けてきてしまった部分に気がついたという感じですね。

最近はいろいろと関心が湧いてきました

お金の話をするということ自体がタブーという感じがしていましたが、色々なことが気になるようになりました。例えば、先日も本屋さんに行って、こんなに資産管理に関する色々な本があるんだなぁと眺めていたら、アメリカではもっとこのようなお金の話を高校生の時から授業として受けているということを知りました。

私たちは、高校でこのようなことは習っておらず、もちろん、税金に相続税があるなど、基礎的な枠組みの存在を認識しているだけで、実際のところの詳しいことはあまり知らないと感じています。ですので、最近はそのようなことにも興味が湧いてとても敏感になり、ネットに流れてくるニュースにも以前よりも関心を高く持つようになりました。

一番大きなメリットは、親と話をする「きっかけ」ができたということ

今まで自分がお仕事を頑張ってきて、それに対する対価を頂いてきたということがあるにも関わらず、お金の管理などをきちんと知らなかったがゆえに、もしこのままいっていたらその頑張りが、ムダにはならないかもしれないけど、もっといい管理の方法があったのにと後悔するところだったと思い、それをまず自分で知り、どうにかしようとアクションを起こしはじめたことが、私としてはとても大きい一歩だったのではないかと思います。

一番大きなメリットとして感じたのは、親とお金に関する話をする「きっかけ」ができたということです。私も今までこのような話を親とすることを避けてきた部分があり、また、親も避けてきたと思います。それは、親が子供に対して説明が面倒に思うこともあるでしょうし、それに親自身もそういったことを詳しくは知らない、それこそ税理士さんにほとんどお任せしているというご家庭も少なからずあると思います。でもだからこそ第三者の目線で、何が良いか、正しいかをしっかりと見てもらえることがとても大事なことだなと思いました。

話を切り出すタイミングは食事中に

今回は、母と食事中に話をしました。母に話を切り出すときは、少し勇気が要りましたね。私たち親子は、普段から気兼ねなく色々なことが話せる関係なのに、折り入った話と言いますか、こうした話題は切り出すタイミングが難しいですが、今後はこれを契機に色々なことが相談しやすくなるのではないかと思います。

母の受け取り方は、「急にどうしたの」という感じもありました。また、母も税理士さんにお任せしている部分が大きく、あまり現状を把握していませんでしたので、広く色々な話をした感じになりました。でも、私も自分で把握しておきたいので資料を見せてほしいと母に伝えると、何のことなく受けてくれました。

話がきっかけで母のとても深い話を聞くことが出来ました。

このようなことをきっかけで話をしたからこそ、今まで詳しく聞いたことがない母の苦労話や生い立ちなどが聞けました。また、そこから話題も広がり、母もこのようなことを頑張ったり葛藤したんだなぁとか、35年間聞く機会がなかった話を耳にし、一見関係なさそうですが、このような話が出来たからこそ、これからきちんとお金の管理についても親子で話していくことにつながったのではないかと思います。

最初は少しだけ母も面倒そうな感じはありましたけど、実はとても深い話ができ、今後につながる良い話ができてとても良かったです。

一番不安だった時期は選手を辞めてプロになるまでの先が見えないとき

一番不安に思った時期は、プロになるときから事務所に入るまでの間でした。選手を辞める前に今後どうすればいいかも分からない、どのように仕事をしていくかもわからない、でも、プロとして滑れる期間は人生を考えた場合とても短く、その先どうなるかが見えていないときが一番不安を感じていました。

やはり、怪我をしたりオファーをもらえなくなったりと想像するとそれはそれで怖かったですね。

ただ、今の事務所にご縁がありお世話になった段階で、このような自分の気持ちをとてもよく分かって頂いていたので、今までの経験を活かしていけるような仕事や可能性を見出してくれました。それはパフォーマンスだけではなく今の私のライフワークになっている講演活動などにも繋げていただき、今まで私がスケートを通じて経験したことが今後もどんどん積み重なっていくように感じました。

また、講演の仕事はお受けできる限り将来に渡って続けていけるものだと思えたところで、少し将来の不安がなくなりました。私は、アスリートとして自分がやってきた範囲は狭くてそれが出来なくなった時に自分の価値を見出せなくなる瞬間が来ると思っていたのですが、自分にも他にできることがあると気づいたこと、それを伝えることで少しでも人の役に立てることが出来ればと、それをもっと極めていこうという風に気持ちが繋がっていったところが精神的に大きかったです。

地に足をつけてこれからも変わらず

私は、昔からあまり無駄遣いをしない方でしたね。海外の試合で遠征に行ったときに免税店で気になるカバンを見つけ、時間に余裕があったこともあり、そのお店にしばらくいたんです。高級ブランド!というお店ではなのに、ずっとずっと私がすごく悩んでいる姿をついに見かねたコーチから「少しは稼いでいるのだから買いなさい!」と言われるぐらいでした。

幸運にも両親には幼い頃からスケートや水泳をはじめとする習い事もさせてもらいましたが、もともとあまり贅沢をしたいと思う性格ではないので、今のこの仕事が始まってからも、いつまでもショーで滑れるわけではないし、毎月のように安定したお金をいただける職業でもないので派手に生活するのではなく、今まで通りにこれまでと変わらずに地に足をつけて生活を続けていきたいと考えています。また、今回の新型コロナにより世の中の経済活動や生活様式、人の価値観が天変地異の如く大きく変わりましたので臨機応変に対応出来る様、努力し成長し続けたいです。

以前より資産管理に興味が湧いてきました

最近は、以前に比べて時間に余裕が持てるようになりましたので本を読むようになりました。そして、資産管理に関する事にも興味を持ち始めており、また、もし自分ができる範囲のことであれば、いずれは資産運用もちゃんと始めたいと思っています。両親が自営業なので自分たちのことは自分たちで守ってきたからこそ、安定を保証されている仕事ではなかったので、何かあったときに自分の足で食べていくために運用も出来ればチャレンジしてみたいと考えています。

それと、私は基本的に、信用できる人だと思った方には心を開くタイプだと自分でも思っています。その意味で私はすごく運が良いと思っていて、両親の年齢的にも、私自身のライフプランを考えるこの様なタイミングで、私達の側に立って中立的にサポートしてくれる渋谷さんやファミリーオフィスドットコムさんに出会って、専門家の皆さんに色々とお話しした上でご相談できるので、些細なことでもアドバイス頂けるのがとてもありがたいです。

おおらかに過ごす母を目指したい

私もお金の備えはとても必要だと思います。お金に限らず、あらゆる事に備えがあったほうが心豊かに生きていけると思っているので、その備えやある程度のゆとりがあればギスギスしないで生活ができる、特に母を見ていてとてもおおらかに過ごしているので、そういった点も私が母を目指したい部分でもあるかと思っています。

そのおおらかさを保ちつつ、私が引き締めていくことも必要だと思っています。これからも安定的な生活を送るために必要なお金の使い方や守り方もサポートしていただけると嬉しいです。

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