子供の為に何を残せるのか? ―教育からキャリアへの展望 投資家ビザの重要性

子供の為に何を残せるのか? ―教育からキャリアへの展望 投資家ビザの重要性

富裕層にとって最大の関心事として「子供の教育」があげられます。これは世界共通であり、この先も変わらない関心事でしょう。理由は明確であり、教育投資こそがあらゆる投資の中で 最も着実にかつ将来のキャリアや年収を得る経済力にも影響する為です。小さい頃からこの環境を与える事がさらにその意欲を伸ばし、将来の行動へも大きく関与すると考えています。

富裕層の教育スタンス

また富裕層は、自身もそのような高いクオリティの教育を受け、与えられた知識やスキル、そして人間関係からさらなる富を生み出しているのも事実のため、自身の子供に対してよりよい教育をどのように提供できるか日々奮闘しています。

富裕層大国アメリカではもちろん、この感覚は先鋭的であり、自身の子供にどのくらいの潜在的な可能性があるか、という事をIQやEQを調べる事により、その子供に合う教育レベルを提供する保護者は少なくないようです。

IQ, EQの数値レベルが高い子供たちは「Gifted, Talented」とされ、これらを特別に受け入れている学校で各個人の能力を伸ばすような教育を提供し、STEM教育、そしてエリートへと進む道が開けるようです。サンフランシスコにあるヌエバスクールがその一例です。

日本人の教育熱

日本人もこの教育投資への熱心度は海外富裕層と同じであり、グローバルで競争していく為には絶対的な「語学力」と「人間力」が必要であることも十分認識しています。そのため、日本国内でも、低年齢からの英語教室やインターナショナルスクール、特に海外への道を開拓すべくIB教育(インターナショナルバカロレア)は人気であり、インターネットやSNSを駆使し最新情報を入手してバイリンガル育成に親は大変熱心です。 

日本人も多くスイスやイギリスなどのボーディングスクールへ小学校から就学させているご家庭はあり、弊社のお会いしたクライアントも沖縄から3人のご子息を早くからイギリスボーディングスクールへ就学させているご家族もいらっしゃいました。また、コロナ前は「親子留学」として、近隣はシンガポール、マレーシア、そしてオーストラリア、ニュージーランドなど大変人気があり、現地でまさにバイリンガル教育の実践、というところでしょう。

コロナで一変した環境

しかし、これらの状況もコロナとなって一変してしまい、多くの方が日本へ帰国し、留学へいけず、日本からオンライン授業をいまだ受講しながら国の開国を待つ日々を過ごしている方も多いと思います。

コロナの経験をふまえて、今私たちはじっくりと将来へのプランを考える時間ができ、今後のライフプラン、そして特にお子様の教育を検討した場合に海外でどのような道やオプションがあるか、あらためて検討することもよい機会と感じています。

留学は基本的に学生ビザ

留学する場合、基本「学生ビザ」で渡航しますが、このビザはあくまでも就学している期間のみ滞在が可能であり、学生が終了した場合、なんらかの目的にあうビザを申請しなければそのまま滞在はできません。加えて、学生ビザは「留学生向け授業料」となるため、一般的に現地の国籍や永住者に比較して2-3倍授業料が高額となります。

オセアニアは「親子留学」で多くの富裕層が滞在していますが、子供の滞在が長期化するにつれて、将来大学の道、そしてその後就職についてもますます日本の居住は遠い現実となります。しかし、どの国も外国籍にとって学生⇒就職は至難の業であり、就労権利がある永住ビザがなければ仕事を獲得することが困難になることは多々あります。

キャリアを見据えた投資家ビザ

これらをふまえて海外の富裕層は子供の教育はもちろんのこと、同時に将来のキャリアをみすえて「リスクのないようにビザの準備をする」ということが比較的スタンダードになっています。これを可能するのが「投資家ビザ」です。

お子様の教育年齢によってもビザのオプションは大きく変わってくると思いますが、多くの海外富裕層は高いクオリティの教育をお子様に提供することに加えて、将来他国で居住できるオプション=つまり永住ビザを残すことも視野にいれています。どちらも「グローバル人材として生きていくための準備」といえるでしょう。 

根本として日本国籍は世界最強パスポートといわれるほどビザ免除国が191カ国と世界で最も多く、そのため、将来の為にビザを取得する、という感覚はまだまだ浅いと感じています。しかし、短期訪問することと現地でキャリア形成していくことは全く異なる為、それなりに準備しなければ達成できないのが現実です。

留学やキャリア形成の目標国はやはりアメリカ

特に世界的にアメリカをお子様の留学やキャリア形成の国として目標とする富裕層家族は 最も多いと思いますが、学生卒業後、プラクティカルトレーニングとして就労機会を見つけるOPTビザ取得後、仕事のオファーをいただいたとしても、その後申請すべきH1Bビザは「抽選」となるため、その道は全く保証されていないのが現実です。そのため、他国の富裕層はこの「抽選」というリスクを回避するために計画的に投資家ビザ(EB-5)を申請し、就職時にはグリーンカード取得しているよう準備をする、という考え方で実践している方が多くおります。

多様化する教育スタイル

日本人も見渡せば特にシンガポールやスイスなど富裕層が多くお子様を現地で就学させていますが、大半高校まで各国で就学するものの、大学はどこかの国へ就学することになります。そしてキャリア形成を検討する上で、どの程度ビザの観点から準備をしているか、という事はまだまだ未知の世界の方が多い気がしています。

海外不動産や資産形成への投資には日本人も熱心ですが、お子様、家族の事を考慮する 場合、このビザのオプションを検討する、という考え方はまだ新しいものの、グローバルの環境を見据えても今後、子供の将来を検討すれば非常に重要なソリューションの1つになると感じています。特に日本以外の国で生きていけるオプションを持つ強みは大きいと思います。

事例として、弊社のクライアントご家族はお子様がプロバレエダンサーを目指したい、という事で世界バレエ界でも、ダイバーシティが進んだ環境で将来日本人も活躍できる国を考慮してオーストラリアが最適と選択し、お子様が小学生のころに「投資家ビザ」で移住を決めました。

その後、バレエスクールを経てこれからまさにキャリアを形成する、というところでコロナとなり、オーストラリア含め、世界中のエンターテインメント界も多く公演がキャンセルとなりました。

しかし、そんな中でも 2020年8月にチャンスをつかみ、クロアチア国立バレエ団への正ダンサーとして入団を実現しました。まさにオーストラリアにおけるバレエ教育やキャリアがグローバルで開花できた好例となりました。 今はオーストラリア永住者となり、またいつでもオーストラリアでも活躍できる機会があると思います。

このように、ライフプランへの投資、という重要性をコロナの機会に一度家族と検討してみることはきっと将来にむけてポジティブな結果になると思います。 投資家ビザは申請したとしても数年単位で長期的に時間がかかるため、早めの準備を検討し、そして将来お子様の教育やキャリアをどのようにしていきたいか、ぜひ考えてみてください。

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